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2021年クリスマス会

ファーストペンギンクリスマス会を行いました。

コロナの関係で8名という少人数開催でしたがホントに濃い時間でした。

今回の柱は2つだったかなと思います。

一つは親との関係。

親に思っていることがあってもやはり話せないことが多い、という意見でした。

特に今回私がはっとさせられたのは、
親は当事者のママとは関わるけど、きょうだいの ママとは関わらないよね。
それなら、それで良いけど、その中できょうだいの話をしてくれたら、私たちの事にも目を向けるきっかけになってくれるのにね。

という話でした。

親と子の関係ってとても難しくて子どもから何か言われても、親御さんの中にはわかってはいても受け止められないことがあるのではないでしょうか?でも、第三者の言葉や、同じ悩みを共有してきたママ友の声を通してなら、自分の健常の子どもはどうだろうって思えるかなと思うのです。

これを読んでいる当事者のお母様がいたら、是非ともママ会で健常者の子どもの話題を取り上げてくださると嬉しいです。

もう一つ、今回の新しい話題は特例子会社の当事者の支援についてです。

現在企業には、障がい者雇用を義務づける制度があります。
そのため多くの企業が特例子会社を作ってくださり、障がい者の雇用を進めてくださっています。

しかし、当事者の理解が現場で進んでいない現実。それによって、当事者に二次障がいが出てしまうことが起きています。

二次障がいが出てくると当事者だけでなく、家族がとても大変な状況になってしまいます。

障がい者雇用の推進と共に、そこで働く一人一人の特性に合わせた支援もお願いできたらと思います。

そして、今日は先日公開された「陽菜のせかい」をみんなで観ました。

動画:ヤングケアラー短編映画『陽菜のせかい』(別タブが開きます)

ネタバレになるので詳細は省きますが、何度もこの主人公の気持ちがわかるという声が挙がりました。

親御さんをはじめ、多くの方に読んでもらいたい作品です。

運営/山下・hazuki