お知らせINFOMATION

カタリバさんとのつながり

【必要なご家庭に、ご紹介ください!】
ファーストに「認定特定非営利活動法人カタリバ」さん(以下カタリバさん)からご連絡をいただき、先ほどzoomにてお話をしました。
必要なご家庭に紹介して頂けたらと思います。

◆カタリバさんの活動
カタリバさんは様々な活動をされていますが、10代の子どもたちに対して、無料で家庭学習を提供してくださる「きっかけプログラム」という活動もされています。
カタリバさんがこれまでうけもってきた子どもの中に、ヤングケアラーにあたる子どもがいたため、今回ファーストにご連絡をいただきました。
また、小・中学生の学習支援は基本的に親御さんの同意が必要になるのですが、応募数が多く断ったケースに、ヤングケアラーの立場がいたのでは?との声が挙がったそうです。
そこで、新たに「ヤングケアラープロジェクト」を開始するとのことでご連絡をいただきました。

◆ファーストの懸念点
しかし、ファーストとしては、カタリバさんの家庭学習の「きっかけプログラム」の案内はしますが「ヤングケアラープロジェクト」の告知はしませんと伝えています。
「きっかけプログラム」に応募した子の中で必要があれば、「ヤングケアラープロジェクト」に声をかけてみては?というスタンスでお願いしています。
理由として、親御さんが応募するという状況の中で、ヤングケアラーを全面に出すのは、親御さんにとっても、きょうだいにとっても、心の負担が大きいことをお伝えしました。
よって、「きっかけプログラム」の情報のみを必要な所にご案内させてもらうことにしました。
逆に親御さんの同意が得られない環境の子どもには、「ヤングケアラープログラム」による支援をしてほしいと伝えています。

カタリバの詳細はホームページをご覧下さい。

【きっかけプログラム】
https://kikkake.katariba.online/#riyoushanokoe

【きっかけプログラム for ヤングケアラー】
https://kikkake.katariba.online/yc

◆今後に向けて
今回ファーストが、カタリバさんの企画をきょうだいにも!と広報の活動に協力させていただくことにした理由は、このプログラムについて親御さんからきょいうだいに話をすること自体、きょうだいが「親は自分のことを考えてくれているな」と思うことに繋がるかなと思ったからです。
親子の問題はとてもデリケートです。
ですので、カタリバさんのように、親子の間に入って寄り添ってくださる団体が必要です。
ファーストとしては、きょうだい・ヤングケアラーは家庭内で安心して勉強できないケースが多いので、いずれはオンライン以外で勉強出来る所も作ってくださいとお願いしています。
もし、必要な家庭があれば声をかけていただけたらと思います。
そして、たくさんシェアしてください。

運営/山下・すがい